特集1 入賞作品からヒントを探る 感動力が倍増する「祭り写真」の撮り方
コロナ禍によって、日本中の祭りが中止となりました。長い伝統を誇る祭りでさえも、延期や中止となる事態。当然、写真を撮ることもできなくなりましたが、ここへ来て復活。あの賑わいが戻ってきました。本誌入賞作品を例に、祭りの撮り方を振り返っていきましょう。きっと感動を伝える力が倍になるはずです。
特集2 センスが問われる作品づくり 洒落たリフレクション写真で魅せる
川窪葉子/三谷飾屋
美しいリフレクションはどこにでもあります。しかし、鏡のような世界を発見するには自分の目を訓練し、周りをよく観察しなければなりません。シーンをどれだけ違う目で見ることができるかが重要になってきます。本特集では「魅・幻・艶・鮮」の4つのテーマをもとに、リフレクションの撮影テクニックと見せ方を解説します。
特集3 写真を見て・読んで・考える 6人の写真家が「圧倒的」を表現する
星野佑佳/高橋真澄/長倉洋海/小林紀晴/水谷たかひと/早坂華乃
好評の作品と文章で読ませる連載が新クールに入ります。今回からは長倉洋海さん、高橋真澄さん、小林紀晴さん、水谷たかひとさん、星野佑佳さん、早坂華乃さんが登場。初回のテーマ「圧倒的」をそれぞれの解釈と表現で伝えます。比較してみるといろんなものが見えてきて写真の面白さや奥深さを感じることでしょう。
特集4 背景のボケ・明るさ・色・画角を使いこなして主役を引き立てる! ポートレートは背景描写で決める!
萩原和幸
ポートレート写真の背景はただ大きくボカせばいいというものではなく“どうボカすか”で雰囲気や意味合いが変わってきます。また、背景の色や明るさ、レンズの画角によって、主役をもっと活かすことができます。人物をどうとらえ、どういう写真メッセージにするか、背景を重視してトータルで魅力的にする方法を紹介します。
特集5 見る人の目を引くのはこれだった! 「違和感」が作品を面白くする
鈴木サトル
よい被写体に出会っても、それを正面から撮るだけでは、見る人の目を引く作品は生まれにくい。コンテストの審査などで、見た瞬間に「ん?」と思い、手を止めて眺めてもらうには、きっかけとなる「違和感」を盛り込むことがポイントになる。そうした良い意味での「違和感」につながる表現を、作例とともに詳しく解説する。
月刊フォトコン
■2023年7月号(2023/6/20発売)
■B5判/248ページ