特集1 コンテスト応募からアルバムまで 家族を撮る、家族を残す。
島尻るりこ/福本文良/井口絵理香/村上弥生/若林茂
最初にカメラを買ったのは家族の記録を残したかったからという人が多いのではないでしょうか。まさに写真の原点は記録すること。さらに、そこから作品づくりとして家族を撮っている人もいます。そんな写真はやがて大切な家族のアルバムとなるはず。今月は編集部員がそれぞれ気になる写真家をピックアップ。作品づくりの方法やその意義などについて取材しました。
特集2 作品のグレードを高める 冬のフィルター【即効】活用法
喜多規子
デジタルカメラの進化と共にダイナミックレンジの幅が広がり、階調豊かな描写が可能となり、撮影後の画像処理で白飛びや黒つぶれの少ない作品に仕上げることができます。しかし、最初から画像処理に頼るのではなく、できるだけフィールドでフィルターワークを使って表現したいイメージに近づけて仕上げる姿勢こそ、写真上達にも繋がります。人気のフィルター3種の活用法を喜多規子さんに解説してもらいます。
特集3 低い太陽ならではのシーンを劇的にとらえる! 「冬低光」ドラマチック撮影術
清水哲朗
日がぐっと低くなるこの季節、普通に高い太陽で撮ろうと思えば正午ごろのみ、おやつどきには夕方の色、影が目立つ、だから撮りにくい、つまらない、と思いがち。ですが、この低い太陽を武器に、逆光や斜光で被写体の輪郭をキラリと光らせたり大胆にシルエットにしたり、長い影を作画に活かしたり、冬ならではのドラマチックな写真が撮れます。写真家・清水哲朗さんの作品と解説でアドバイスします。
作品発表&インタビュー
伍代夏子さん
1月8日から東京・両国にあるピクトリコショップ&ギャラリーで写真展を開催する歌手の伍代夏子さんの作品をカラーページで掲載し、インタビューで展示の内容に対する思いを語ってもらいました。写真展を行うことで伝えたいものとは。必見です!
特別付録 2025Calendar「colorful day」米 美知子
人気風景写真家・米美知子さんがキヤノンEOS R5とEOS R5 Mark Ⅱで撮影した全国各地の風景写真でつづる2025年カレンダー。季節に合わせた写真で構成しており、一年間、楽しむことができます。
月刊フォトコン
■2025年1月号(2024/12/19発売)
■B5判/248ページ 別冊付録付き