特集1 ひと手間加えると魅力が倍増 肉眼より美しい新緑のフィルター術
萩原れいこ
桜の撮影真っただ中だとは思いますが、次は新緑の季節がやってきます。あの輝くような緑色は桜とはまた違ったワクワク感があります。さて、その新緑ですが、肉眼で見ているより美しく描くために、ひと手間加えてみませんか？ 方法は簡単、フィルターを使うのです。葉っぱの反射を取り除いたり、明るさを抑えて新緑を目立たせたり、水の流れに新緑を映したりすることで、思い描いたイメージで撮ることができるでしょう。
特集2 写真は撮るだけじゃない 深く考え、じっくり読むから面白い 6人の写真家が魅せる表現力 テーマ「驚き」
萩原れいこ／林幸恵／佐藤倫子／ミゾタユキ／中村惠美／今井しのぶ
シャッターを切るきっかけは心になにか驚きがあったとき。それは大きな驚きもあれば日常とほんのちょっとだけ違うという小さな驚きもある。写真から何に心が揺さぶられ、どう撮ろうとしたかが読み取れるようになったら観ることも楽しくなる。驚きは写真を撮る上での大きなヒントになるだろう。
特集3 理解を深めて、作品が大きく変わる 写真は「取材力」が9割!
藤村大介／深澤武／山本純一／山下大祐／吉田功／中西祐介／佐々木直樹／金武武
作品に満足がいかず、コンテストでの結果も振るわない……。その原因は「取材力」の不足にあるかもしれない。より踏み込んで情報を集めることで、今まで見えなかった被写体の魅力を発見し、自分なりの視点、表現の個性に繋がっていく。8つのジャンルごとに、写真家が実践している取材の方法とポイントを解説。
特集4 取り入れるだけで激変する 写真をアップデートさせる新習慣
佐藤仁重／秦達夫／クキモトノリコ／柴田ただしげ／平松佑介／鳥飼祥惠
撮りたい被写体を見つけてから撮影するまでの流れは、自然と身についている"習慣"とも言えます。毎回同じ流れを繰り返しているだけでは似た表現に偏ってしまい、作品に新鮮さが生まれません。撮影時の習慣を見直すことで新たに課題が見つかるはずです。6つの新習慣を取り入れて写真もアップデートしてみませんか？
特集５ 審査で好印象！ 安心安全！ ベテランも要チェック!! 「コンテスト応募のプチ工夫」
プリントはクリア袋に入れたほうがいいのか、そもそもプリント用紙はどういうのがいいのか、どう保護して送ったらいいのか、実際に写真コンテストに応募しようとすると、ちょっと迷うことがあります。これらはひとつひとつが審査時に差となって現れます。審査で見やすく、作品も安全、ひと目で確実に分類できる、そんなプチ工夫がきっと好結果につながります。初めての応募も安心、ベテランも今一度チェックしてさらなる好結果を！
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■2023年5月号（2023/4/19発売）
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