日常は広く深く無限であり、驚きにあふれている
時間と空間の枠を超えた「もうひとつの現実」を作り出す実験
私の写真のテーマは「日常」。身の回りを写しただけのものだが、「理解できない」と言われることがよくある。見慣れたものを普通に撮っているだけなのにどうしてだろうと。
写真は、絵画や版画や書と同じ美の表現だと思う。写真という縛りを超えて、意味を詮索せず、日常に内包されるその美を感じてほしい。
■著:山上高人
■200㎜×220㎜
■カラー 96ページ
■ソフトカバー