アジア各国で多種類の霊長類撮影に取り組んできた写真家・奥田達哉。
彼が日本で最も魅かれたのは、屋久島の深い森に暮らすヤクシマザルとヤクシカの間の密接な交流だ。
猿が日本で最も高密度で生息し、ガジュマルやアコウの巨木も生い茂る日本最大級の原生的な照葉樹林に通った。
シカの背に乗るサル、シカの毛づくろいをするサル、家族のようにシカニ接するサルの赤ん坊など、なかなかヒトが観察できないサルとシカの交流の稀有な瞬間を多数とらえた写真集。
■著:奥田達哉
■216㎜×290㎜
■カラー 96ページ
■ハードカバー