海なし県の信州で生まれ育った私は同じ内陸国のモンゴルにとても惹かれていた。
ワクワクして向かったモンゴルの景色は驚きと感動の連続だった。
身に纏っている衣装や話す言葉は違っていても、どこか懐かしく、親しみを感じる草原の民。
厳しい自然の中で、黙々と草を食んでいる動物たち。
慈愛と深い祈りの中で、大地と共に大らかに暮らすモンゴル。
信州の緑いっぱいの山や森に包まれていた著者が、隠れ蓑のない地に立ったときに感じた瞬間が記録された写真集。
■著:栗本智恵美
■200×225mm
■カラー 60ページ
■並製