40代と50代で大病を患い、2度の手術。「この先、長くは生きられないかも知れない」と意気消沈したままの日々のなかで、何かを趣味を持たなくてはと考えて始めたカメラ。写真クラブに入会し、指導を仰ぐ中で海外撮影旅行に出かけ、世界各国を旅するようになった。
なかでも2002年に初めて訪れたネパールは、故郷・高知県井ノ口村のかつての暮らしに似ていたことから、通算で25回も通うようことに。ネパールの風景、出会った人々、そして子どもたちのキラキラ輝く瞳、笑顔が魅力的で虜となってしまった。棚田の村、祈りの日々、旧市街の暮らしと三編に分けて展開していく。
■著:杉野 節子
■監修:野町和嘉(日本写真家協会会長)
■240×250mm
■オールカラー 108ページ
■上製